伴夜

 伴夜は、葬儀の前夜に故人と親しかった人たちが一晩寝ずに故人に付き添う儀式です。この儀式には、邪霊の進入を防ぎながら故人との別れを惜しむための意味があります。

 夜とぎの際は、ロウソクと線香の灯りを絶やさないようにします。ロウソクの灯りは、故人の魂が道に迷うことがないように、故人の足元を照らすためで、線香から立ち上る一筋の煙は、天への道しるべとなります。しかし、遺族は通夜や葬儀の準備などで心身ともに疲れているため、若い人などが集まって伴夜を行う場合もあります。

伴夜をしない場合

 最近では翌日の葬儀に備えて、伴夜をせずに就寝する場合も少なくありません。 もし全員が就寝する場合は、火災予防のためにロウソクや線香の火は消して、祭壇の照明のみを残しましょう。

 斎場によっては宿泊できないこともあり、そもそも伴夜を行えない場合もあります。

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